大阪グルメを求めて ~近畿旅紀行~

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戦艦大和ゆかりの大和神社は格式高い奈良県有数のパワースポット!

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f:id:GOSE:20190205205607j:plain奈良県天理市に約2000年前に創建され、戦艦大和の守護神として有名な大和神社(おおやまとじんじゃ)

 

2000年もの歴史を持つ、日本最古の神社の1つとなりますが、格式高い二十二社の1つで、戦艦大和の模型が展示されているなど、独特の雰囲気を持つ神域となっています。

 

奈良県には春日大社や橿原神宮、そして大神神社が有名ではありますが、大和神社も負けず劣らずのパワースポットです!

大和神社を訪れて

大和と書いて、おおやまとと読むようです。

 

幼少の頃から船が好きで、旧日本軍の艦船に心惹かれて様々な本を読みふけっていた時期がありました。

 

特に「戦艦大和」は大好きで、大型のプラモデルを作り悦に浸っていた思い出があります(その後、親に捨てられて号泣した思い出も)

 

数年前までは、戦艦大和ゆかりの神社が奈良県にある事を知らずじまいでしたが、大神神社に寄った帰りに立ち寄ったのが、最初の出会いとなりました。

 

歴史について

「大和」と言えば平安時代頃から使われ始めた日本の古称で、今では奈良地方を指しますが、昔は天理市南部から桜井市北部地域を指していたようです。

 

日本書紀によると、第十代祟神(すじん)天皇が収める、今から約2000年前までは、皇居内に「天照大神(あまてらすおおみかみ)」と「日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)」の2神を祭っていましたが、あまりにも力が強く、分けて祀る事にした。

 

 当初は「日本大国魂大神」を、皇女の「渟名城入姫(ぬきないりびめのみこと)」につけて祀らせましたが、体調を悪くしてしまったのか、続ける事が出来なくなった。

 

後を引き継いだ皇女の「倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)」が、夢で見た地に神地が定められて、鎮座・創建されとの事。

 

最初の神地などが分かる当時の資料は失われており、あやふやではあるものの、最終的には「奈良県天理市」に落ち着かれたようです。

 

一の鳥居から増御子神社まで

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一の鳥居からして立派な造りでですが、全体の広さは43ヘクタール(東京ドーム一個分)と広大で、鬱蒼と茂る木々に守られており、神域と言う雰囲気がビシバシ伝わってきました。

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参道の長さは約270mで、これは戦艦大和の長さとほぼ同じで、幅は参道の約5倍(40m)との事。

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真っ直ぐ進むと、二の鳥居が見えてきました。

 

「下馬」と書かれた看板が立てられており、私も慌てて馬から降り・・る事はなく、真っ直ぐに進んでいきます。

 

二の鳥居をくぐって、すぐ左に見えてきたのが「増御子神社」となります。

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大和神社の摂社で、こちらの祭神は猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)と、天鈿女命(あめのうずめのみこと)

 

猿田彦大神は、物事の一番最初にご出現になり、万事最もよい方へ導いてくれる大神です。

 

仕事が上手く行かなかった時に、伊勢神宮の近くの猿田彦神社に、より良い道へ行けるようにと、お祈りしていた時期があり、個人的にしっかりと記憶に残っている神様です。

 

そして天鈿女命は芸能の神様、天照大神が天井戸に隠れてしまい、世界が暗闇に覆われた時、裸踊りで注意を引いた事で有名ですね。

 

ちなみにお二人は夫婦との事で、大体一緒に祀られている事が多いようです。

 

拝殿と戦艦大和展示室

増御子神社を超えて、しばらく進むと龍の形をした手水舎があり、しっかりと手と気持ちを清めます。

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拝殿へと向かい、ニ礼二拍手一礼。

 

大きな怪我や病気をせず、何事もなくお祈りに来れた事に感謝しつつ、自身と家族と身の回りの人々の健康を祈ります。

 

そしてまた来させて頂きますとお祈りして拝殿を後にしました。

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拝殿の裏の本殿には3神、祀られておりまして「日本大国魂大神」「八千戈大神(やちほこのおおかみ)」「御年大神(みとしのおおかみ)」

 

3神合わせての御神徳は、交通安全、土木建築工事起工安全、厄除け、家内反映。

 

奈良時代には朝廷の命により、遥か遠くの唐に旅立つ遣唐使は、大和神社で航海安全の祈願をされたようです。

 

また土木建築、地鎮祭の全国総本社とされているようです。

 

戦艦大和展示室に入って見た

拝殿と手水舎の中間には「戦艦大和展示室」

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こちらには無料で入る事ができ、一部屋のみで軽く見るだけなら5分も掛かりませんが、戦艦大和の設定に携わった方や他の方が作った、大小様々な大きさの戦艦大和の模型や、絵画が展示されています。

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1937年から4年の歳月をかけて作られた、2019年現在でも史上最大の戦艦として有名で、46センチという世界最大の主砲を積んでいました。

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沖縄特攻作戦に参加、1945年4月7日、アメリカの空母から発進した航空隊300機の攻撃を受け無念の撃沈。

 

戦艦大和の艦上には、大和神社の御分霊が祀られていたそうです。

 

アクセスや駐車場について

住所:奈良県天理市新泉町星山306

電話番号:0743-66-0044

参拝時間:0:00~24:00

最寄り駅:JRまほろば線 長柄駅から歩いて約7分

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一の鳥居をくぐった左側に無料駐車場があり、大体10台程は停められるようですが、正月などの混雑時には参道に停めている方もチラホラ。

 

関連記事について

神社紹介記事、第1回目は奈良県御所市の高鴨神社。

 

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最後に

数年前に訪れた時は、「艦隊コレクション」が全盛期でしたので、痛絵馬と呼ばれる、ゲームのキャラクターが描かれた絵馬が、多く飾られていたのを覚えています。

 

時代の流れと言いましょうか、今の平和な時代に生まれた事に感謝しつつ、また訪れようと思います。

 

さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます!

また次回に~(^^)/