「三重県鳥羽市相差町」には、海女さん達の間で古くから信仰され続けてきた、女性の願いを必ず1つは叶えてくれる事で有名な神明神社の「石神さん」が鎮座しています
プチ新婚旅行で訪れましたが、のんびりとした何処か懐かしさ漂う長閑な参道を抜け、森の中にひっそりと佇む神明神社に入ると・・・
大勢の参拝客がいるにも拘わらず、暖かな気持ちに包まれ心穏やかにお参りする事が出来ました。
神社紹介記事3回目の今回は、「神明神社と石神さん」についてご紹介いしたいと思います!
三重県鳥羽市相差町 石神さんに願いを込めて
女性の守り神として、相差町で最も有名な観光スポットかと思いますが、是非ともプチ新婚旅行に花を添えて頂こうと、妻と二人訪れました。
神明神社の雰囲気と三吉稲荷大明神
想像していたよりも少々小ぶりな印象、山に囲まれ神秘的な雰囲気を醸し出しており、年間16万人以上が訪れるという、話題のパワースポット!
女性の方が多いように感じましたが、中国語や韓国語らしき言葉は聞こえてきませんでしたのた。参拝客の多くは日本の方かと思います(時期によると思いますが)
境内に入ると、まず見えてきたのが赤鳥居に囲まれた「三吉稲荷大明神」
こちらは神明神社の末社となり、御祭神は「お稲荷様・稲荷神」として有名な、倉稲魂命(ウカノミタマ)
性別は不明ながら、古くから女神として崇敬されてきた神様で、農業・漁業、商売繁盛のご利益があるようです。
全国にある約3万社ある稲荷社の中でも、三吉稲荷大明神は3方向から鳥居が連なる珍しい社、との事。
本殿と長寿の館
石神さんや三吉稲荷大明神も気になりますが、神明神社の主祭神は伊勢神宮の内宮にて祭られている「天照大神(アマテラスオオミカミ)」
日本の総氏神として、皇室の祖先として崇められている「天照大神」ですが、こちらも女神様ですね。
石神さんに気を取られがちですが、本殿となる神明神社に、まずお参りするのが順番となりますので注意してくださいね。
本殿は2013年に建て替えられたとの事で、気持ちよく参拝出来ました。
(手水舎もオシャレで垢抜けています)
さて神明神社のお隣にあるのが「長寿の館」
いつの時代から自生し枯れてしまったのか不明との事。明治45年撮影時の写真が残っているとの事ですが、末永く保存し後世に伝えるためにと、現在は「長寿の館」として名付けられ覆屋社として祭られています。
是非こちらも合わせて参拝されては如何でしょうか。
石神さんに願い事 しっかり書いて叶えてもらいましょう
手水舎で手を清め、神明神社を参拝後に訪れたのが石神社の「石神さん」です。
新しくキレイな社だなあって思ってたのですが、どうやら2017年に建て替えられたようです。
神明神社の末社となる石神社ですが、御祭神は玉依姫(タマヨリヒメ)
海の神様である綿津見神(ワタツミノカミ)の娘で、初代天皇となる神武天皇の母親となる女神様ですね。
海神として古くから海女さんの守り神として崇められ、いつしか「女性の願いなら必ず1つは叶えてくれる」と言い伝えられきたそうです。時間帯によっては行列が出来るほど、多くの女性の方々がお参りにくるそうです。
石神社のお隣に記帳台と祈願用紙が備えられていますので、想いを込めた祈願用紙を、石神さんの前にある「願い箱」に入れましょう。
そして2礼2拍手1礼、心の中でも願い事を伝えて、もし願いが叶ったらお礼参りとして、絵馬で感謝の気持ちを伝えれば良いとの事。
ベッキーも結婚前に訪れた石神社
相差海女文化資料館には、芸能人を中心に参拝に訪れた様々な方の写真が飾られていましたが、平成30年8月26日には「ますだおかだの岡田圭右」さんや「よいこの濱口優」さん
そして平成31年2月13日、読売巨人の片岡治大2軍コーチと結婚を報告した「ベッキー」も訪れていたようです。
上記の写真、日付的には結婚報告前ですが、石神さんにどのようなお願い事をしたのでしょうか。
番組やプライベートでも、数多くの芸能人が参拝されているそうで、「藤原紀香さん」や「吉岡美穂」さん、オセロの「松嶋尚美」さんも結婚前に参拝されているとの事で、女性に対するご利益はかなり強いのではないでしょうか!
夜の神明神社はデートスポット?
お宿で食事を終えて、夜の散歩に出かけましたが、自然と神明神社に足が向かっていました。
夜中ですと、かなり雰囲気が違い参拝客も全くいませんでした。24時間参拝自由、しっかりとライトアップされていましたので、夜のデートに良いかもしれませんね
(参道途中のベンチ 愛を語り合うのに良いかも?)
(足元を照らしてくれるのがありがたいですね)
本殿に関しては、近づいたら自動的にライトが点灯し、例え夜でもお参りする事は出来るようですが、ただ長寿の館の周りはライトアップされておりませんでしたので、遠目に見ると少し怖い雰囲気となっています。
あまりにも夜遅くですと道中不安になるかと思いますが、夜道に気を付けつつ、ご家族や友人、そして大切な人と幻想的でロマンチックな時間を過ごされては如何でしょうか。
アクセスと参拝時間について
住所:〒517-0032 三重県鳥羽市相差町1237
電場番号:0599-21-6660
参拝時間:24時間 境内自由
相差海女文化資料館前が石神さんの駐車場となりますが、休日となると、朝8時頃でも大抵満車になってしまっているようです。
ガードマンが立っているので、空いている駐車場を確認するのが良いと思われます。
関連記事について
今回お泊りしたお宿は「幸洋荘」、神明神社には歩いて10分程で到着します。
前回の神社紹介記事、奈良県の大和神社について書いています
最後に 妻と二人 お揃いのストラップ型お守り
参拝客の多くは女性で、近隣のお宿にお泊りされている方々かと思いますが、女子旅らしき集団や家族連れ、カップルの姿もありました。
妻は帰り際に「暖かい雰囲気の神社で、凄く好き」と言ってましたが、「天照大神」「倉稲魂命」そして「玉依姫」と、女神様に見守られた神明神社、女性として何か感じるものがあったのかもしれません。
お土産に、ストラップ型お守りをペアで二つ購入しましたが、1つ1つ手作りでアコヤ貝の本真珠がつけられています。
真珠には恋愛運を向上させ、事故・災難から身を守ると言われているとの事で、妻とお互いに交換しあって身に着けています。
妻の願い事は「いつまでも2人幸せに」との事で、願わくば再度訪れた時も、二人仲良く参拝したいものです。
さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます!
また次回に~(^^)/