閲覧ありがとうございます!
GOSEです(^^)/
日本全国何処にでもあって、地元や生活に根付いている身近な存在。
30代を過ぎてから、神社やお寺さんが急激に好きになってきまして、暇が出来たら色々と回っているのですが、2018年6月9日に大阪河内長野にある歓心寺(かんしんじ)に行ってまいりました!
初夏の歓心寺を訪ねて
最近一人旅にハマってまして、電車や車でフラリと色々な場所を訪れています。
その中でも、もう一度訪れてみたい、違う情景を見てみたい、って思える場所で、ふと思い出したのが2018年6月に訪れた歓心寺でした。
歓心寺の歴史について
大阪府河内長野(かわちながの)にある真言宗のお寺さんで、有名な空海のお弟子さんの1人である実慧(じちえ)と、その弟子の真紹(しんしょう)が826~827年に創建したとの事。
第97代後村上(ごむらかみ)天皇の御陵や、実慧のお墓
そして「楠公(なんこう)さん」の愛称で知られる南北朝時代の武将・楠木正成の菩提寺で首塚があり、故郷河内長野の地で静かに眠りについています。
(楠木正成の像がありました)
歓心寺を歩いての感想
知り合いに河内長野の歓心寺が見どころあってキレイやで!っと教えてもらい、暑くなる前に訪れようと6月に車を走らせ、訪れました。
駐車場らしき看板が見えたので、車を止めてブラブラと歩いていきます。
快晴で6月とはいえ歩いていると、うっすらと汗が出てきてしまいましたが、山中ですので風は心地よかったですね。
景色を楽しみつつ5~10分ぐらい歩いていると、歓心寺はこっちやで!って看板がチラチラと確認出来たので、上っていくと・・
どうやら歓心寺の真横にも、無料駐車場があったようです。
ここに停めたら良かったかなあって思いつつ、山門にたどり着き、さらに上っていきます。
拝観料300円を払い、手水舎でしっかりと手と口を清めて、真っ直ぐに上っていくと見えてきたのが、国宝の金堂でした
国宝の金堂について
歓心寺は、楠木正成幼少の頃の学問所もあり、国宝の金堂は戦乱で破壊される事もなく、大阪府内で最も古い国宝建築物の1つ。
土足厳禁でしたが、金堂の中に入る事も可能で奥に祀られているのは、同じく国宝の「如意輪観音菩薩像」との事。
中は薄暗く、少々見えづらかったのですが、畳の上で静かで厳かな気持ちになる事が出来ました。
4月17日~18日に開帳されて、しっかりと鑑賞する事が出来るそうです。
建掛塔について
金堂を後にして、すぐ隣にあった建掛塔(たてかけとう)を鑑賞
楠木正成の発願によって、本来は三重塔として建て始めたそうですが、湊川の戦いで戦死してしまった為に建設途中で未完のままで、現在に残っているとの事。
素人の私には、めちゃくちゃ複雑な造りに見えて、凄い建物なんやろうなあって、夢中でシャッターを切っていました(´・ω・`)
歓心寺の中心部にあり、景観を特徴づける貴重な遺構として、昭和47年に国の重要文化財に指定され、記録では1503年に再建されたものとされています。
後村上天皇桧尾陵と四国八十八カ所巡りについて
後村上天皇とは、楠木正成が奉じた後醍醐天皇を父に持ち、南北朝時代の第97代天皇にして、南朝の第2代天皇。
楠木正成が眠る歓心寺に、お墓があるんですねえ。
きれいに整備された階段を上り続けて、ようやくたどり着きました。
上り切るのに片道10分程時間が掛かり、運動不足の私の足が悲鳴を上げていました。
6月とはいえ、汗びっしょりになっちゃってました・・
あとは空海こと弘法大師が修行で回った、四国八十八カ所巡りも出来ました
お砂踏みを行う事によって、四国八十八カ所を巡った事になるそうです。
茶店 阿修羅窟について
一通り回り切った事には、結構クタクタになってしまっていました。
歓心寺前に赴きのある茶店があったので、入ってみた所・・・
茶店 阿修羅窟(あしゅらくつ)
住所:大阪府河内長野市寺元499
営業日:土曜日、日曜日、祝日
営業時間:11:00~17:00
電話番号:0721-63-6585
昭和48年オープン、店内はタイムスリップしたかのような古民家で、私好みの趣のある造り、とても静かで涼しくて心地よい空間でした。
お勧めはなんですか?と尋ねると、わらび餅との答えが返ってきたので、ところてんと合わせて注文(食いすぎやろって気もしますが、疲れてたので・・・)
甘味が好きでして、疲れた体に沁み込み、大変満足する事が出来ました。
次回訪れた時は、また色々と注文してみようと思います
所在地や交通アクセスについて
所在地:〒586-0053 大阪府河内長野市寺元475
アクセス:南海高野線・近鉄長野線「河内長野駅」下車後、南海バス「歓心寺」下車すぐ
拝観料:大人300円 小中学生100円
拝観時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
URL:観心寺・公式ホームページ
最後に
前情報なく赴いたので日本全国、河内長野の歓心寺にしかない北斗七星を祭る「星塚」などもあったようですが、見逃してしまいました・・・
全体を回るのに1~2時間程時間があれば十分かと思いますが、大阪のお寺を訪問しようとお考えの方は、是非ご検討ください!
さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございました!
また次回お会いしましょう~(^^)/