サイレントカードや味集中カウンターで、一人で気軽にラーメンを!
日本全国、古今東西に「とんこつラーメン」は数あれど、1960年創業の名店「一蘭」は、1度は食べて欲しいラーメン屋の1つです。
大阪では、道頓堀や心斎橋、梅田などで営業していますが、大阪への玄関口と言われる天王寺・阿倍野にオープンしたのが2017年の8月31日。
ずっと気になっていたのですが、ようやく時間を見つけて来店。下記にて、お店の雰囲気や料金についてご紹介します!
ラーメン激戦区あべの橋で一蘭の味を体験!
福岡県福岡市博多区に本社を置く「一蘭」は、とんこつラーメンのパイオニアとも言える存在ではないでしょうか。定番ともいえる醤油味や味噌味などは販売しておらず、1960年の創業以来「とんこつラーメン」1本に絞り込み、日夜研究し続けるストイック差。
「赤い秘伝のたれ」「出汁」「天然とんこつスープ」
全てが高次元の域に達している「一蘭のとんこつラーメン」はアメリカ、香港、台湾などでも高評価を受け、日本のみならず海外のラーメン通達にも食され続けているのです。
一蘭あべの店の雰囲気について
近鉄阿部野橋駅の西回札口を通り、あべのHOOP側の出口から巴通り商店街に進むと、カラオケビックエコーが見えてきますが、お目当てはその隣「一蘭 あべの店」です
新世界の通天閣が描かれたのれんを潜り、地下へと進んでいきます。
休日のお昼に訪れたので、学生やカップル、家族連れが列をなしていましたが、券売機で「ラーメン」と「半替玉」の食券を購入し、順番を待ちます。
基本的に「とんこつラーメン」1本で、お値段は890円、替玉は190円(半替玉130円)となります。
「一蘭」の存在は昔から知っていましたが、いざ食べるのは初めてなので、、「記入式オーダーシステム」も初体験となります。
「味の濃さ」「こってり度」「にんにくの量」「ねぎの種類「血チャーシューのありかなしか」「秘伝のたれの量」「麺の堅さ」
かなり細かく選べるようです。ぶっちゃけ右も左もわからない状態でしたので、とりあえず殆どの項目を「基本的」にしました
色々と試せるのは良いですね。上記の用紙を記入後、中に通されましたが・・・
味集中カウンターとサイレントカードとは?
ラーメン屋に限らず、あまりにも他のお客さんと距離が近いと、気まずいというか遠慮がちになってしまうというか、気になって食事しにくいお店ってありますよね。
こちらも完全に初めての体験だったのですが、カウンター席が両横で衝立で仕切られ、両隣のお客さんを気にすることなく、ラーメンを味わる事が出来るのです。
徹底されてるなあって思ったのは、眼前には「すだれ」が下がっているので、店員さんとも顔を合わす事無く食事に集中する事が出来る点。
見切れちゃっていますが「サイレントカード」に記入すれば、声を発することなく従業員へ意思を伝える事が出来るとの事。
店内は殆ど話し声もなく、まさしく「ラーメン」に向き合い、集中出来るのが「一蘭」なのだと痛感しました
天然とんこつラーメンを食べてみた感想
味集中カウンターのお陰で、心身ともに「とんこつラーメン」を食す体勢が整いました。
混み混みでしたが、通常のラーメン店にはない静寂の中、席に座っておよそ3分程で「とんこつラーメン」が、店員さんの掛け声と共に、眼前に躍り出ました。
純天然とんこつスープに真ん中の「秘伝のたれ」がアクセントとなって、見た目は凄く整っていますね。
美味しく頂ける食べ方があるようで「秘伝のたれを混ぜずに、麺とスーを隅の方から3、4口味わってみてください」
「その後徐々に溶かしながら召し上がっていただくのがおすすめです」
すいません完全に無視して、ど真ん中からガッツリいっちゃいました
チャーシュー麺でもなく「890円」って結構高めなお値段かと思いますが、果たしてお味の方は・・・
月並みかもしれませんが、円やかで臭みがなく、コクのあるとんこつスープは意外とあっさりしていて、するすると麺が喉を通って行きます。
調子に乗って夢中で食べていたら「秘伝のたれ」の辛みが徐々に口の中に広がっていき、2度楽しめるラーメンとなっています。個人的には辛いのが少々苦手なのですが、なしにしてしまうと物足りない辛さかなっと、2分の1倍が丁度良いですね。
不味くない・・・不味くは無いですが、そこまで印象に残る味ではなかったですね、ちょっと期待しすぎてしまったのかもしれません。
正直言うと、「値段の割には普通過ぎた」って印象です
替玉注文システムについて
麺、スープ、お水と進めていき、麺が半分程になった時点で、替玉を注文するのがオススメとの事でしたので「替玉プレート」を、戸惑いながらも目の前のボタンにセットします。
これ本当に置くだけで良かったんですね。
初めてだったのでポチポチ押してみたり、プレートをグッと押し込んだりしちゃってたのですが、「チャルメラ音」が流れたかと思った瞬間
すだれからニョキっと手が伸びてきて、プレートを従業員さんが持っていってくれました(ちょっとビビりました)
最近は殆どのラーメン店で注文する事が可能かと思いますが、「替玉」は博多独自の文化との事で、声を出さずに注文できるこのシステムは女性の方に人気との事です。
半替玉130円ですが、半ですので少な目ですね。正直、麺の量は少な目だなあっと感じました。これが、通常の替玉ですと190円となりますので、他店と比べて2倍程になっています。
こちらをカポっと投入し、麺とスープを最後まで味わい尽くします。
「この一滴が最高の喜びです」
ちなみに上記のどんぶりですが、佐賀県有田町の専属窯元で、一つ一つ丁寧に作られているとの事で、どんぶりの底には、最後の一滴まで味わって頂いたお礼として、上記の一文が書かれているようです。
アクセスと営業時間
住所:〒545-0052 大阪府大阪市阿倍野区阿部野橋筋1-3-18 B1F
電話番号:06-6621-1144
席数:・味集中カウンター:29席
テーブル席:なし 個室:なし
駐車場:無し
営業時間:10:00~24:00 年中無休
食事を終えての感想は?
生まれて初めて「一蘭」のとんこつラーメンを食しましたが、今度は麺の堅さなどを変えて、また食べてみたい味でしたが、通常のラーメン店とは店の雰囲気が全く異なり、ラーメン1杯890円、半替玉も合わせると1000円を超えてしまったので、少々割高感があったのも事実。
天王寺・阿倍野には大手の三田製麺や神座などが覇権争いを行っていますが、一蘭は果たして何処まで戦えるのか、今後も注目していきたいと思います。
さてさて、ここまで読んで頂きありがとうございます!
また次回に~(^^)/